薬剤課

私たちの仕事のひとつは、452床の入院患者さまと100床の老人保健施設の入所者さまの内服薬、外用薬と注射薬の調剤です。医師がコンピューターに入力した処方はオーダリングシステムによって薬剤課に送られてきます。処方箋を出力すると、薬剤課の薬剤管理指導支援システムの薬歴に患者さまごとに記録されます。このように薬歴を記録することによって、その患者さまが使用されている持参薬や注射薬を含むお薬同士の相互作用や用量超過、異なる診療科の処方の重複などがあった場合、処方チェックモニターでわかるようになります。この処方チェックモニターおよび電子カルテのオーダー歴や臨床検査値等を見ながら、処方監査した後、調剤方法を確認してから、錠剤自動分包機、散剤監査システムと散剤分包機を用いて調剤しています。このように、安全性を確保しながら、仕事の効率化を図り、その他の業務を行っています。近年、病院薬剤師の業務は、病棟業務へと移行しています。また、患者さまが退院、そして地域での生活ができるようになることを目的とした急性期病棟の「こころの教室」や療養病棟の「「はじめの一歩」への参加、院内ネットワークを用いた薬の副作用、添付文書改訂等の情報の各部署への配信、老健保健施設の入所者さまひとりひとりに対しての処方薬服用に際しての注意事項等の情報提供などもしています。この他、感染対策や褥瘡ケア対策、医療安全対策などの委員会にも参加しています。
今後も引き続き、チーム医療の一員として、患者さまのQOLの向上や社会復帰の一助になれるように精神科薬剤師の職務向上に努めたいと思っています。

栄養課

栄養課は、入院患者様・やすらぎ入所者様・病院デイケア・やすらぎ通所者様・職員食を含めて一日1700食の食事を提供する大量調理施設です。調理は大量調理施設衛生マニュアルにのっとり、食中毒予防に細心の注意をはらっております。栄養管理は日本人の栄養所要量に基づき患者様の健康を守るための献立内容の範囲内で、出来るだけご要望に添えるよう栄養課員一丸となって取り組んでおります。また病院デイケアでは調理師が月1回調理指導を行い、管理栄養士は年に1クール食事と運動の健康教室に参加しています。ご退院後の食生活のご相談や、ご質問も随時受け付けておりますのでお気軽にお声かけください。

医事課

総武病院の医事課は6名のスタッフで患者様へ総武病院の理念であります「満足いただける医療サービス」の提供を日々心がけています。医事課では、外来、入院、退院等の窓口での対応や会計業務等を患者様に分かり易く丁寧に対応できるように努めております。又、自立支援医療(精神通院医療)の診断書、障害年金診断書等、その他証明書の依頼についても医事課窓口で受け賜っておりますので医事課スタッフまでお気軽に声をおかけ下さい。